【画像で解説】裏金問題をわかりやすく説明!お金の流れは全7段階

自民党派閥の裏金疑惑が波紋を広げています。

日本を背負う政治家が適切にお金を管理せずに、着服していることから注目度が高い問題として注目を集めています。

しかし、政治に関することで普段聞き慣れない言葉も多いため画像で簡単に解説していきます。

目次

【画像で解説】裏金問題をわかりやすく説明!

今回の自民党の各派閥の裏金問題について画像で簡単にまとめていきます。

今回の問題を画像でみると以下の1から7のフローがあり、今回は6、7が問題として取り上げられています。

①各派閥:パーティー券の販売ノルマを所属議員に課す

政治資金パーティーは、パーティー券を企業や団体に売って政治資金を集めるのが目的のパーティーです。

派閥は政治資金を多く集めるために所属議員にパーティー券の販売ノルマを与えます。

パーティ券の相場は1枚2万円

②所属議員:ノルマを達成するために企業や団体に販売

所属議員はノルマを達成するために企業や団体にパーティー券を販売します。

パーティー券販売のノルマは所属議員に乗りばらつきがあり、若手議員だと20枚〜30枚。ベテラン議員になると300枚の販売ノルマを課されることも。

③企業・団体:パーティー券を購入

所属議員が販売しているパーティー券を企業や団体が購入します。

企業や団体は政治派閥の資金援助を目的として「寄附金」感覚で購入したり、パーティー参加者との親睦を図ることを目的としてパーティー券を購入します。

④所属議員:売上金を支払う

企業や団体から得た売上金を所属派閥に支払います。

⑤ ノルマ分を収入に記載

ノルマ分の売上金を治資金収支報告書記入します。

⑥ ノルマ超過分は記載せず

しかしこの収支記載ルールが緩く、今回の裏金問題に発覚した原因だと考えられています。

記載ルール

政治資金規正法は1回のパーティーにつき、20万円を超える購入者の氏名や金額を収支報告書に記載するよう義務付ける。

つまり一回の購入が20万を超えない購入者は記載する必要がないんですね。

⑦ノルマ超過分は所属議員にキックバック

そして余ったお金を所属議員にキックバックという形で戻され、使用用途不明の裏金として使われます。

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